名著「完訳 7つの習慣~人格主義の回復~」
今回は、その521ページもある7つの習慣の全体像を、たった10分程度で把握できる要約しました。
今まで読んだ本は500冊以上、普段の読書は月10冊ベースでしている
小太郎No.1おすすめの本です!
この記事を読むことで得られることは・・・
7つの習慣の要約、全体像を簡単に把握できる
それぞれの習慣をわかりやすく理解できる
どうやって7つの習慣を生活に取り入れればよいか理解できる
Contents
- 1 【要約】7つの習慣をたった10分で把握!人生を劇的に豊かにする本No.1を知っていますか?
- 2 7つの習慣の根本にある5つの土台とは?
- 3 7つの習慣が教える私的成功と公的成功とは何か?
- 4 7つの習慣~第1の習慣「主体的である」~
- 5 7つの習慣~第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」~
- 6 7つの習慣~第3の習慣「最優先事項を優先する」~
- 7 7つの習慣~第4の習慣「Win-Winを考える」~
- 8 7つの習慣~第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」~
- 9 7つの習慣~第6の習慣「シナジーを創り出す」~
- 10 7つの習慣~第7の習慣「刃を研ぐ」~
- 11 7つの習慣を読んで実践することで得られる効果とは?
- 12 7つの習慣をたった10分で把握!要約 まとめ
【要約】7つの習慣をたった10分で把握!人生を劇的に豊かにする本No.1を知っていますか?
7つの習慣は、スティーブン・R・コヴィー博士により執筆され
1996年に出版されたビジネス書です!
成功に関わる原理原則が書かれている本で、
いわゆるテクニック的な付け焼き刃のようなノウハウでは決してありません。
アメリカ建国以来の約200年分の文献を調査した結果である
「誠意、謙虚、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制」
といった人格を高めて成功する方法が書かれています!
という人には全く向いていないかなと思いますね!
しかし、
という人にはピッタリ!値段の数倍の価値がある最高の本ですよ!!
私は、家族や友達、子供に1冊だけ本を贈るとしたら間違いなく、この7つの習慣を贈ります。
それだけこの7つの習慣には価値があり、あなたの人生を100%豊かにします!
7つの習慣の根本にある5つの土台とは?
それは、
- 原則中心であること
- 人格主義
- インサイドアウト
- パラダイムシフト
- 依存から自立、自立から相互依存へ
です!
原則中心であること
原則中心とは、
「人が本当の成功、幸せを手に入れるためにはそのための原理原則があり、その原則を軸に生きよう!」
という考え方です!
原則は、人として重要な不変の方程式のようなものですね。
誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制などです!
人格主義
人格主義とは、
「表面的な成功(社会的な能力の評価)ではなく、本当の成功(高い人格を持つこと)を重要視していこう!」
ということです。
7つの習慣では表面的なテクニックやノウハウを否定しているわけではありません!
そのテクニックを使う、根本の人格が優れていないと意味ないよね?という考え方なんですね!
インサイドアウト
インサイドアウトとは、人や環境のせいにするのではなく
自分の内面(インサイド)を変えるところから始めよう!
という考え方のことです。
まず、
自分をちゃんと磨き、自分ができることにフォーカスしていく
ということですね!
パラダイムシフト
パラダイムシフトとは、
パラダイムという私たち全員が持っている
物事や世界に対する見方を、シフト(転換)していきましょう!
ということです!
という人もいれば、
という人もいます。
これは、それぞれ持っている「ゴロゴロすること」に対するパラダイム(見方、価値観)が違うだけなんですね!
自分が正しく世界を見ているのではなく、自分なりに正しく見ているだけ。
そして、他の人も同じように、自分なりに世界を見ている。
このことを知った上で、
自分のパラダイムは本当に合っているのか?
と疑い
相手はどんなパラダイムを持っているのか?
とすり合わせることが重要なんです!
依存から自立、自立から相互依存へ
人って本来は、依存的なものです。
しかし、7つの習慣の第1.2.3を身につけることで精神的に自立することができます!
自立することができれば
自立した状態でお互いに依存するという相互依存、健全な依存、協調関係を築くことができるようになるんですね!
7つの習慣は依存から、自立、自立から相互依存へのステップでもあるのです。
7つの習慣が教える私的成功と公的成功とは何か?

7つの習慣では、
第1、2、3の習慣を「私的成功」
第4.5.6の習慣を「公的成功」
と呼んでいます!
1.2.3の習慣は、他人との約束を守るのではなく
自分自身への約束を守ることです。
それが私的成功であり、公的成功とは
他者との関りの中で第4.5.6の習慣を実践することです。
7つの習慣~第1の習慣「主体的である」~
第1の習慣は、「主体的である」です。
私たちは、生活の中で何かが起こったときに
そのこと(刺激)に対してどのように反応するのかを選ぶ力を持っています!
例えば、起きたら天気がすごく悪い日だったとします。
と思うこともできますし、
と思うこともできますよね?
雨が降ることは変わらない。でも、二人の反応の仕方が違いますよね!
また、主体性を持つとは、「自分の人生に責任を持つ」ということです。
責任とは英語でResponsibility(レスポンシビリティ)。
Response(レスポンス)反応する+Ability(アビリティ)能力
つまり、人生に起きる色々なことに対して、自分がどう反応するかを選択する力を持つ、ということです!
そして、影響できる範囲、自分がコントロールできるものだけに集中しましょう!という事が書かれています。

7つの習慣~第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」~
第2の習慣は、「終わりを思い描くことから始める」です!
あなたのお葬式をイメージしてください。
どんな風に大切な列席者たちに言葉をかけてもらいたいですか?
どう言ってもらいたいですか?
それが
- あなたが人生で大切にしたいこと
- どう生きたいのか?
の答えです。
自分の理想の終わりがわかれば
次は「そのために今日一日をどう生きるのか?」を明確することが重要です!
要するに
「自分にとって本当に大切なことを突き詰めれば、今やるべきことがわかるよね?」
という事ですね!
そして、第2の習慣ではミッションステートメントという個人的な憲法、信条を作ることを勧めています!
自分はどう生きたいのか?自分はどう生きるのか?の決意表明のようなものですね!
それを紙におこして、常に見て生きていけば軸がぶれないで日々生活することができます!

7つの習慣~第3の習慣「最優先事項を優先する」~
第3の習慣は、「最優先事項を優先する」です!
私たちがしていることはこの4つに分類されます!
- 絶対にやらなければいけないこと(重要で緊急)
- 急にやらなければいけないこと(重要ではないが緊急)
- 本当はやった方がいいこと(重要だが緊急ではない)
- 本当はやらなくていいこと(重要でも緊急でもない)
第3の習慣は、この③の「重要だが、緊急ではない」という項目に注力をして
④の「重要でも緊急でもないこと」をやめていきましょう!
という内容です。
普段していることをこの4つに分けて、
本当は大切なこと、重要なことをする時間をどんどん増やしていきましょう!
仕事でも生活でも役立つ考え方ですよね♪

7つの習慣~第4の習慣「Win-Winを考える」~
第4の習慣は、「Win-Winを考える」です!
人間関係といものは、基本的にこの6つの関係に分類されます。
- Win-Win:自分も相手も良い
- Win-Lose:自分が勝ち、相手が負ける
- Lose-Win:自分が負けて、相手が勝つ
- Lose-Lose:自分も負けて、相手も負ける
- Win:自分だけの勝ちを考える
- No Deal:取引しないことに合意する
この中のWin-Winという、お互いにとって良い状況を作り出すことが重要です!
そのためには勇気を出して踏み込むことや、片一方ではなくすべての人が同じように豊かさを得られるという
「豊かさマインド」
が必要になります!
第4の習慣は、
高い判断力と相手の立場に立つ想像力、勇気などが必要な習慣です!
このWin-Winの関係を目指し続ければ、人間関係は素晴らしいものになりますよ♪

7つの習慣~第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」~
第5の習慣は、「まず理解に徹し、そして理解される」です!
私たちは、実は人の話を聞けていないことがとても多いです!
それは仕事でもプライベートでもそうでしょう。
本当に相手のことを理解しようとして真心こめて、話を聴くということ。
それが第5の習慣が説いている内容です!
主に相手を真に理解すること、そのための傾聴、態度、心の在り方が書かれています!
私たちは自分の価値観で勝手に話を聞いたつもりになっている
理解するには傾聴が重要。聞き方には5つのレベルがある
話を勝手にジャッジしてしまう4つの傾向がある
一番良い「感情移入して聞く」ためには4つの段階がある

7つの習慣~第6の習慣「シナジーを創り出す」~
第6の習慣は、「シナジーを創り出す」です!
シナジーとは相乗効果のこと!
1と1を足せば普通は合計は2ですが、
1と1で10にも20にもなる関係を構築することがシナジーを創り出すということです!
そのためには高い信頼関係、協力関係が必要になります。
また、
第4の習慣「Win-Winを考える」
第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
を実践して自分も相手も良い第3の案を考えることもシナジーを創り出すために必要なことです!

7つの習慣~第7の習慣「刃を研ぐ」~
第7の習慣は、「刃を研ぐ」です!
木を切る人が錆びた斧を使っていては、いつまでも木は切り終わりません。
多少時間をかけてでも、斧を磨いておければ木を切り倒すのは容易になります!
具体的には以下のものがあります!
- 肉体的側面(運動をする、体力をつける)
- 精神的側面(終わりに立ち返る、心を整える、自分と向き合う)
- 知的側面(読書をする、書く、スケジュールを立てる)
- 社会・情緒的側面(7つの習慣の実践、奉仕、貢献を意識する)
この4つの側面を、
「1日1時間でいいので自分のために使って鍛えていきましょう!」
と言っています!

刃を研ぐことにより、すべての習慣を行う力が強化されます!
また、7つの習慣はすべて繋がっているので
「第1の習慣を徹底的に行えば第2の習慣が強化される」という風に相乗効果がどんどん出てきます!
図のように螺旋(らせん)状に上に向かって成長していくことができる素晴らしい原則なんです!

7つの習慣を読んで実践することで得られる効果とは?

私の実体験からお伝えする、7つの習慣を読んで実践する効果です。
→悩みや心配がものすごく減った!自信がついた!仕事がどんどんできるようになり、いろいろなプロジェクトを任せられるようになった!プライベートでも、悩むことがほぼなくなった!
終わりを意識して1日1日を大切に、ミッションステートメントをもとに全力で生きるようになった。→毎日がとにかく充実する!そして、後悔しないように生きるので、後悔することがほとんどなくなった!
重要ではないことを減らして、重要なことを優先するようにした。→残業月20時間から0にできた!家族との時間を大切にして、副業でも成果を出している!
どんなとき、ところでもWin-Winの関係を築くことを意識するようになった。→大変だけど、自分も相手も尊重できる関係性が職場で保てるようになってきた!
傾聴は心掛けていて、元々人の話を聞くことがとにかく多いが、更に話を心から聴くようになった。→人間関係で困っていることは今のところゼロ!
心を開いて勇気を出して話し合うことで高いシナジーを生み出せた。→会社の会議体をいくつか持つ中で、素晴らしい協力と成果を生み出すことが実際にできた!
筋トレ、瞑想、ブログ、読書は毎日続けている。→自信がつき、過去の自分よりどんどんレベルアップしていることを感じている!
7つの習慣をたった10分で把握!要約 まとめ
7つの習慣をたった10分で把握!のまとめです!
- 7つの習慣は、表面的な成功ではなく、真の成功(人格を高める)を目指すための本である。
- 7つの習慣の根本には5つの土台がある。
- 7つの習慣とは、
第1の習慣は、「主体的である」
第2の習慣は、「終わりを思い描くことから始める」
第3の習慣は、「最優先事項を優先する」
第4の習慣は、「Win-Winを考える」
第5の習慣は、「まず理解に徹し、そして理解される」
第6の習慣は、「シナジーを創り出す」
第7の習慣は、「刃を研ぐ」
である。
- 7つの習慣はすべて繋がっていて、それぞれを鍛えることで相乗効果的に螺旋のように成長することができる。
7つの習慣は
自分を高めて、自分も周りも幸せに生きていくための最上の方法が詰まっている
極めて優れた名著です!
重要なことは読むことではなく
読んだことを実践すること。
これが、すべてです。
ぜひ、一度手にしていただき私と一緒にチャレンジしていきませんか?

自分に期待する人生は楽しいものですよ♪
おしまい!