7つの習慣、まとめシリーズ。
今回は第4の習慣を要約していきます!
第4の習慣は、Win-Winを考えるです。
この記事を読むことであなたはこんなことがわかります!
7つの習慣、第4の習慣についてわかりやすく理解できる
第4の習慣のポイントを簡潔に知ることができる
どうやって生活で実践をしていけばよいかわかる

Contents
「7つの習慣」第4の習慣をわかりやすく要約!Win-Winを考えるってなに?

Win-win (ウィンウィン)を考えるとは、
人と人との関係でお互いが、良い結果を得られる状況を考えることです。
簡単に言うと、相手も私もいいね!という状態のことです!
ちょっとこれだけだとわかりにくいので、うまっぺと小太郎の会話からWin-Winの関係と言うものを考えてみましょう!
はい、さてジャイア…ではなく、うまっぺが小太郎のゲームを無理やり借りようとしていますね!
皆さん、うまっぺにとってのWinはわかりますよね?ゲームを借りることです。
小太郎にとってのWinは?
うまっぺに貸さずに友達とゲームをする、ということでしょうか?
7つの習慣には、このように書かれています。
Win-Win:自分も勝ち、相手も勝つ。それぞれの当事者が欲しい結果を得ること
引用:7つの習慣
つまり、Win-Winとはお互いが気持ちよく良い結果を得るという関係です。
実際に、そのWin-Winの関係を見てみましょう!
はい、これでジャイっぺも小太郎もお互いが良い結果を得られて、誰も損せず、良い関係性が維持できていますね!
どちらからが勝つ、どちらかだけが良いわけではなく、お互い良い結果というのはベストですよね♪
7つの習慣:第4の習慣 Win-Win以外の関係性、考え方は何があるの?

実は巷でよく使われるWin-Winだけではなく、それ以外の関係性や考え方が他に5つあるんですね。
Win-Lose:自分が勝ち、相手が負ける
Lose-Win:自分が負けて、相手が勝つ
Lose-Lose:自分も負けて、相手も負ける
Win:自分だけの勝ちを考える
No Deal:取引しないことに合意する
こちらも、実際にうまっぺと小太郎のやり取りを見てもらうことでイメージがつきやすいかと思います!
1つ1つ見ていきましょう!
Win-Lose:自分が勝ち、相手が負ける
Win-Loseとは自分が勝って相手が負ける状態のことです!
これでは二人の関係性はうまくいきませんよね?のび…、ではなく小太郎君が自分の事だけ考えていても二人の関係性は良くなりません…
これは「自分さえよければいい」という考え方ですから。
ちょっと話が変わりますが「自分さえよければいい」というのは例えるなら、悪徳業者の訪問販売ですね!
悪徳業者からするとお金が儲かって嬉しい(Win)かもしれませんが、それを買った人は怒りや悲しみや失望を抱く(Lose)でしょう。
自分のことだけ考えていたら、人生も仕事も人間関係も本当の成功はないですよね。
Lose-Win:自分が負けて、相手が勝つ
次にLose-Winですが、これは自分が負けて相手が勝つという状態です!
これでは、自分が我慢をして犠牲になれば良いんだ、という間違った考え方になっていますよね?
例えば、恋愛漫画などにある「私は本当は小太郎くんが好きだけど、〇〇ちゃんも好きって知ってるから、だから……諦める!!」みたいなやつですね!
あれ、僕からすると本当に心底意味わからないんですが…
話が逸れましたが、これは自分が消耗してしまう考え方だと思います!
また、自分の人生は自分のものなのに、人に人生の主導権を渡してしまっている、とも言えるかもしれませんね。
このLose-Winの価値観は、相手に好かれたいという気持ちや、人に受け入れられることに価値を求める人の事です。
確かに人間関係で相手の期待を尊重することは大切ですが、自分を大切にすることも重要です。
相手に合わせて自分を変えたり、行動や気持ちを抑えていたら、抑えられた感情やストレスがいつか爆発して自分に返ってきてしまいますよね。
Lose-Lose:自分も負けて、相手も負ける
そしてLose-Loseですが、これはどちらも勝たない二人とも負けてしまうという状態です!
こんなケースはありえませんが、要するにお互いが損をするということですね。
この考え方はとても健全だとは言えません・・。
Win:自分だけの勝ちを考える
Winは自分だけの勝ちを考える、です。
自分の欲しい結果だけを考えている状態のことで、普段生活していると時にはこのようなWinのみの状態にも人はなります。
No Deal:取引しないことに合意する
最後にNo Deal ですが、これは「お互いの合意に至らなければ取引をしない」という意味です。ちょっと分かりにくいですので実際に見てみましょう!
とお互いが望む結果が出ないなら取引しない、話を進めないというものです。
これは勇気がいることですが、Win-Winが目指せないならNo Dealを選ぶという方法もあります!
例えば、面接では、お互いがWin-Winにならないと採用に至りませんよね?
求職者はこの会社、条件で働きたい(Win)
会社はこの求職者に自身の会社で働いてもらいたい(Win)
逆に、不採用はNo Dealです。
求職者はこの会社、条件で働きたい(Win)
会社はこの求職者に働いてもらうことは難しいと感じている(Lose)
お互いが望む結果ではないので、不採用、話はすすめない(No Deal)
ということになります。
7つの習慣:第4の習慣 どの価値観がベストなのか?
答えは、「状況によって違う」ということです。
スポーツの勝負でお互いが勝つなんてことはまずあり得ませんよね?
人間関係でも、時にはLose -Winのような状況が必要なときもありますよね。
となることだってあります。
つまりは、もっとも良い選択というのは状況によって違うということ。
重要なことは、状況をよく考えて、柔軟に問題解決に繋がる価値観で行動することです。
どんなときでも何でもWin-Winを目指しましょうという事ではないですからね!
7つの習慣:第4の習慣 Win-Winが実践できる人になるために必要な3つのこと

Win-Winが実践できる人になるために必要な3つのことが本書には書かれています。
7つの習慣には、Win-Winを支える5つの柱として紹介されていますが、今回はそのうちの1つの人格について解説させていただきます!
成熟していること
豊かさマインドを持っていること
誠実・廉潔(れんけつ)であること
誠実とは、第一の習慣で主体的になり
https://utukonsara.com/%e3%80%90%e8%a6%81%e7%b4%84%e3%80%91%e3%80%8c7%e3%81%a4%e3%81%ae%e7%bf%92%e6%85%a3%e3%80%8d%e3%81%ae%e7%ac%ac1%e3%81%ae%e7%bf%92%e6%85%a3%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e5%ad%90%e4%be%9b%e3%81%a7%e3%82%82/
第二の習慣で自分のビジョンを決め

第三の習慣で最優先事項を行う

ということです。
自分に対して誠実さがなければ、自分も相手も勝つというWin-Winの高いレベルの人間関係を築くことは難しいからです。
成熟していること
成熟とは、勇気と思いやりのバランスであると本書では定義されています!
つまり、自分の気持ちや信念を貫く勇気と相手の気持ち、信念を尊重して思いやるバランスがないと実現が難しいという事ですね!
Win-Winと言う関係は、やさしさだけではなく、勇気も必要です。
なぜなら相手の意図とは違う提案をして、更によい考え、関係性に自分から持っていかないといけない場面もあるからですね。
自分から提案する相手に踏み込む勇気です!
思いやりがあっても、勇気がなければ前に出てきたLose-Winのようにただ相手が望む結果を譲って自分は我慢するという状況になってしまいます・・・。
豊かさマインドを持っていること
豊かさマインド、欠乏マインド。聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません!
これは、すべての人を満足させることができる、というマインド、考え方のことですね!
要するに、与えられる人のことです。
自分の成功や成果、うまくいった考え方、ノウハウなどを躊躇なく共有している人っていますよね?
SNSや会社などでも。
豊かさマインドがある人は、「共有したとしても自分も周りも豊かになれる」という豊かさベースで考えているから与えることができます!
欠乏マインドの人は、「これを公開したら自分が損する・・。ほかのやつも成功してしまう・・・」などと欠乏ベースで考えて分かち合うことは出来ません・・。
どちらが勝つ、負けるではなく、「お互いが豊かになれる」という考え方があるからこそ、Win-Winの関係を目指せるという事ですね!
7つの習慣:第4の習慣 Win-Winの関係を考え、築く4つのステップとは?

それでは、より具体的にお互いが良いWin -Winを僕たちは生活の中でどのように築いていけば良いでしょうか?
それには4つのステップがあります。
1.問題を相手の立場から見る。本当に相手を理解するように努め、相手と同じくらい、もしくはそれ以上に相手のニーズや心配・関心事を考える
2.対処しなければならない課題と関心事を明確にする
3.完全に納得できる解決には、どういう結果を確保しなければならないかを明確にする
4.その結果を達成するための新しい案や選択肢を打ち出す
それでは最初に出てきた小太郎とうまっぺのやり取りを思い出しながら、1つ1つ見ていきましょう!
問題を相手の立場から見る
まず、問題を相手の立場から見て、考えましょう。
うまっぺは、どんな気持ちでどんな立場で状況でしょうか?
色々なことが想像できますよね!
対処しなければならない課題と関心事を明確にする
何が課題で、関心事かをはっきりさせましょう。
この場合は
ですね!
どういう結果を確保しなければならないかを明確にする
Win-Winになるためにどんな結果になればよいかを明確にしましょう。
この場合は、
小太郎は友達と遊ぶのでその時にはゲームが必要
うまっぺはゲームを一回やってみたい
望む結果は、小太郎が友達とゲームができるし、うまっぺもゲームができるお互いがWin-Winな状態ですよね!
その結果を達成するための新しい案や選択肢を打ち出す
今までのステップをもとに、お互いがより良い結果を生む案や選択肢を考えます。
この場合のWin-Winは
小太郎はゲームを貸すが、午後から友達と遊ぶので午前中だけうまっぺに貸す
です!
結果として、
友達とゲームができる、うまっぺを喜ばせられる(小太郎のWin)
ゲームが楽しめる、小太郎に迷惑もかけていない(うまっぺのWin)
となりました!
どうでしょう、Win-Winの築き方は少しでもご理解いただけたでしょうか・・?
7つの習慣 第4の習慣をわかりやすく要約!まとめ
7つの習慣、第4の習慣をわかりやすく要約!ということで書かせていただきました!
覚えておくと必ず人生の役に立つと思います!
それでは、おさらいです。
・Win-win からNo Deal(取引しない)まで、様々な価値観がある
・それぞれ、どの価値観がベストかは状況によって違う
・Win-Winが実践できる人になるために必要な3つのことがある(誠実・廉潔、成熟、豊かさマインド)
・Win-Win を築くには4つのステップがある

7つの習慣は、自己啓発書の中ではトップに君臨するような人生を変えてくれる本です!
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7つの習慣、第4の習慣を駆使して、生活の中で日々起きてくる問題。それらに対して、「どの価値観があてはまり、どれが一番有効か?」を柔軟に考えて行動し、より良い豊かな人生にしていきましょう!
おしまい!