今回は「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
という本を要約していきます!
この本は
150万部
世界でなんと25万部を売り上げた
日本でも人間関係の改善方法について書かれた名作
です!
- この本のポイント、結論
- 箱に入っている、箱の外にいるってどういうこと?
- 箱から出て生活するためには?
- 人生攻略のための行動リスト
内容としては
主人公のトムが副社長のバドに
ミーティング方式でレクチャーを受けていく
というもので
ビジネス書では珍しく
物語風に書かれているため、普段本を読まない人でも読みやすい本です。
世界的大企業である
- Apple
- Microsof
の研修でも採用されており
ラグビー日本代表の五郎丸選手も推薦している
など信頼性がある本です!
人の悩みの9割は人間関係からくると言われますが
この本を通して、人間関係をより良くするための本質を学んでいきましょう!
Youtube、音声で理解したい人はこちら↓
Contents
自分の小さな「箱」から脱出する方法を要約!人間関係はこれですべてうまくいく。
まず、この本のポイント・結論ですが
自分を欺き、箱に入っている状態が、人間関係のトラブルのすべてを引き起こしている。
箱を意識して、箱の外にいることを目指し続けることで、人間関係は劇的に良くなる
という事です。
すんごく簡単に言うと、
自分のことばかり考えないで
周りの人の気持ちや状況、立場を理解することを意識をして
自分の想いに正直に行動すれば人間関係すべてうまくいくよ!
という内容です。
「冒頭から「箱」って何回も出てくるけど何のことなの?」
と思いますよね?
本書では、
「自己欺瞞(じこぎまん)」
自分を欺いている状態=「箱に入っている」と言っています。
自己欺瞞と聞くと、難しい言葉でわかりにくく感じますが
要するに、自分の感情を裏切る行為=自己欺瞞=箱に入ってしまう状態だと筆者は言っています。
では、自分の感情を裏切る、箱に入っている状態とは具体的には、どんな状態なのかを考えていきましょう!
箱の中にいる状態、外にいる状態とは?
イメージしてみてください。
学校や仕事帰りなどで電車に乗っているときに、
妊婦さん、もしくは年配の方などに「席を譲ったほうがいいな」
という場面に出くわしたことはありませんか?
その時に私たちはおそらく
と思うはずです。
そして、その思いに対して、2つの選択肢が出てきます。
- 自分の感情に合わせて、「もしよければどうぞ」と思って席を譲る。
- 「いや、疲れているからやめとこう。自分だって疲れているし、まあ他の人が譲るだろう・・・」と考えてみて、みるふりをする、寝たふりをする
この2つの行動がとれるかと思います。
①の周りを見て
その人の必要としていることを理解して、行動ができる状態は箱の外にいる状態です。
どうでしょうか?
この箱の外にいる人が人生うまくいくかというと、たぶんうまくいきますよね?
周りを見ているし、自分の本心を行動に移していますし、愛がありますから。
一方、②の周りの人の気持ちは考えず自分のことだけ考えている状態、自分の本心、気持ちを裏切っている状態が、箱に入っている状態です。
この自分を裏切ることにより
自分を正当化する
現実を見る目が歪んでしまう
という現象が起きます。
どういうことかというと、
たとえば
「俺は仕事で疲れているんだ、仕方がないだろう!!」
と自分を正当化し、そのことから
「いや、そもそも自分より若い人が譲ればいいんだ!
それに、席を変わってほしければ自分から言ってくるだろう・・。」
などと現実を見る目が歪んでしまうということです。
このように箱に入った状態になると
目の前の状況を自分に都合よく解釈をしてしまい
結果として、状況を正しく認識できていないので、行動も間違ったものとなり、人間関係のトラブルが起きてしまう
ということです。
この電車での例では直接的なトラブルは起きないかと思いますが
職場での人間関係
夫婦関係
友人関係
など近しい間柄で自分の正当化や現実を見る目が歪んでしまうと・・・
すれ違いが起きてしまいますよね。
なぜなら
相手の真の状況と、自分が考えている状況が大きくずれてしまっているからです。
はい、この箱の外にいる人と中にいる人、どちらが人間関係がうまくいくかは明白でしょう。
まとめると
箱の外にいるという事はほかの人や状況を、ありのまま、自分と同じような存在としてみることができる心の状態のことです。
反対に、箱の中にいる状態とは
ほかの人のためにすべきだと感じた自分の気持ちに背いた状態、その結果、相手のことをまるで考えられていない状態ということです。
「いやいや、そんなこと当たり前じゃないの?知っているよ!」
と思うかもしれませんが、実際どうでしょうか?
私たちは生活の忙しさの中で
「本当はこうしたほうがいいのになぁ」
と思っていながら
自分の本心を裏切り、自己中心的になり、周りの人の状況や必要としていることをないがしろにしてしまいがちではないでしょうか?
この本の素晴らしいところは
「箱」という表現で、イメージしやすく、自覚しやすい方法で、自分中心的な心、開かれた心を表現しているところだと、私は思います。
箱から出るためには?
では、この厄介な箱から出るためにはどうしたらいいのでしょうか?
そのために必要なことは、
相手を、自分と同じように尊重されるべきニーズや希望、心配事を持った
1人の人間としてみること、相手のために何かしたいと思うこと
です。
たとえば、夫婦関係だったら、奥さんの立場に立って考えて
「いつも家事や育児で忙しくて休まる暇もきっとないよな。イライラするのも当然だよな。」
と考える。
そう考えられると、奥さんのために
「じゃあ、お皿を代わりに洗おう肩でも叩いてあげよう!」
など純粋な気持ちが出てきませんか?
親子関係なら、子供の立場、親の立場。
会社での人間関係なら、上司の立場、部下の立場、など
自分ではなく相手軸で現実や状況を考えてみてください。
そして、相手の気持ちに立った時に、何かしたいと思ったことを、勇気を出して行動に移してみましょう!
すると、関係性はどうなるでしょうか?
そう、きっとよくなりますよね!
さらに、想いを行動に移すことで自己肯定感や幸福感も得られます。
この本は
そして
勇気を出して、自分の本心、周りの人への愛を表現していこう!
と伝えている素晴らしい本です。
もっと深い内容が本書には書かれていますので
興味がある方はぜひ一度読んでみてください。
読んだ方は本の感想をコメントいただけると、とても嬉しいです。
自分の小さな「箱」から脱出する方法の要約 まとめ
自分の小さな箱から脱出する方法のまとめです!
- 「今自分は箱の中に入っていないか?」と日々チェックしよう。
- 入っていると思ったら、周りの人のために何ができるかを考えよう!
- 自分の本心、心の声に従って、勇気を出して相手のために愛のある行動をしよう
- イライラすることやうまくいかないことがあったときは、立ち止まって、相手の状況や立場を考えてみよう
- 相手も自分と同じように、その人なりの希望やニーズがある人だと考えてみよう
重要なことは、本を読んだことを小さくても実行に移すことです。
私もやっていきます!
できることから一緒にやっていきませんか?
おしまい!
読みます(´;ω;`)
こういう本探してました(´;ω;`)
自分を裏切る行為が自己欺瞞で箱に入っている状態なんですね。人間関係のトラブルの元なんですね。
コメントありがとうございます!!
そうですね!自分が思ったことを素直に表現する、自分の心が感じた愛情や想いを素直に行動に移せば大丈夫!という事なんだと思います!
たけルさん
コメントありがとうございます!このブログの記念すべき最初のコメントの方がたけルさんというのがすごく感慨深い・・・!!ぜひぜひ、おすすめなので読んでみてください♩