今回は、映画「最強のふたり」のあらすじ、感想をネタバレをなしでご紹介していきます!!
この「最強のふたり」は、2011年に放映されたフランス映画なのですが、フランス国内では歴代3位となる観客動員数を記録しています!
ちなみに、日本で公開されたフランス映画の中ではなんと歴代1位の作品なんです!すごいですよね!
Contents
「最強のふたり」のあらすじと概要
最強のふたりのあらすじと概要をお伝えしていきます!
映画は時系列の中盤のシーンからいきなり始まり、最初はシリアスに感じる様子で「何が起きているんだ!?」と観客が思う間に、2人の出会いへと進んでいきます!
と
の2人が主人公!
ドリスは就職活動をしている実績にするためだけに(お金をもらうため)フィリップの介護人の面接に来ました。
他の求職者が安っぽい、陳腐な志望動機を言う中、「俺を落とせ、不採用のサインをしてくれ」というドリスをフィリップスはなんと採用します!
一見ちぐはぐで合うはずがないような二人が、まさに「最強のふたり」へとなっていく様子が描かれているという内容です!
実はこの「最強のふたり」。元々のフランス語のタイトルは「The Intouchables」。
日本語に直すと「本来は触れるはずのない2人」という意味なんです!
タイトルの意味は映画を観てみればわかります!!
まさにすべてが正反対であり、別世界に住んでいるような二人の運命が交差する壮大な物語です!(実話なのが本当にすごい)
私は、この映画かなりお気に入りで、以前のフォレスト・ガンプと同じように家族や友人に自信をもって勧められる名作だと思っています♩
「最強のふたり」のネタバレなしの率直な感想
2人の明るい掛け合い、男の友情が最高!
誰もが人には言わない苦しみを背負って生きていることを再確認できる!
生きることを楽しむ大切さを思い出せる!
勇気を出せば、人生は誰に対しても美しい。
人と心を交わすとは、同じ場所に立つこと
それぞれ、解説していきますね!
2人の明るい掛け合い、男の友情が最高!

とにかく、フィリップとドリスの男の友情が最高なんです!!
くだらないことで笑いあえて、一緒にふざけてバカなことができて、他の人が聞いたらビックリするようなことを本当に遠慮なく何でも言える仲の二人。
私もそういう友人がありがたいことに何人かいますが、学生時代の友情を思い出すような無邪気な二人にきっとあなたもクスッとして、ほっこりすると思います♩
誰もが人には言わない苦しみを背負って生きていることを再確認できる!

人って、どんな人であれ誰にも言わない苦しみがあるものだと私は思っています。
映画を観るとわかるのですが、一見明るくユーモアに富んだドリスは家庭環境に複雑な事情があります!
フィリップも首から下が動かないことよりも辛いことが、心の中にあるんです。
ちょっとこの感想はずれているかもしませんが、電車で乗り合わせるサラリーマン、高校生、派手なお兄ちゃん、会社の先輩や後輩、兄弟や、家族、それぞれに1人1人の物語があり、喜怒哀楽を生きているんですよねぇ。
私たちはその人の表面や目に見えていることだけで判断しがちですが、本当はそれぞれに背負っているものがあると思うと、なんだか人のことをいとしく思いませんか?
この感覚、言葉にするのが難しすぎる・・・
生きることを楽しむ大切さを思い出せる!

ドリスって、お金もないし、家庭も複雑でも明るくて人生を楽しんでいるんですよね!
それにフィリップも影響されていって、明るくなり、超真面目な大富豪からちょい悪大富豪に変貌!?みたいになっていくんですが(笑)
楽しい時は楽しむ!
思ったことは伝える!
自分に正直に生きる!
という、大人になりまじめを気取っていると忘れてしまう、子供心のようなものをこの二人が思い出させてくれたなぁ、って観て思いました!
勇気を出せば、人生は誰に対しても美しい。

私は、この映画のテーマって、「友情」、「愛」、「勇気」というものだと勝手に思っているんですよ!
物語が進むにつれて登場人物たちがそれぞれ影響しあい、勇気を出して本当はしたかったことにチャレンジしていくんです!
人生って、ほんの少しの勇気と自分の心の声に耳を澄ませていけばうまくいきますよね?
そんなことを感じました。
いくつになっても愛している姿が美しいというか素敵なんです!!
人と心を交わすとは、同じ場所に立つこと

フィリップがドリスを採用するのは、他のくだらない求職者と違ってフィリップが障害者であるという事を何とも思わず、「一人の人間」として接するからなんです。
ドリスはくだらない社会の評価からしたら「良い人」ではないのかもしれません。
でも、誰よりもフィリップの心に近づいて、心を交わせたのはそのドリスです。
たまたま状況が悪かっただけで、本当は心の優しい青年なんですね。
優しい人と言うのは、言わないだけでたくさんの痛みや悲しみを経験しているからこそ優しいものだと私は思います。
痛みを知っているからこそ、人の心に寄り添える。
等身大の自分で着飾らずに人とかかわることができる。
そんなドリスはみんなに愛されていきます!
私たちはこの映画で、人として大切なこと、生きる上で大切なこと、をたくさん学べると思います♩
U-NEXT
興味がある方はぜひ♪絶対、後悔させない映画です。
映画「最強のふたり」はどんな人におススメ?

映画「最強のふたり」はどんな人にオススメなんでしょうか?
落ち込んでいて元気をもらいたい人
「それでも生きていく」という美しさを知りたい人
何かに踏み出す勇気をもらいたい人
着飾る自分につかれた人
この映画は独特の明るさ、ユーモア、エネルギーがある映画だと思います!
人と人の繋がりの中で、ドリスもフィリップもお互いに良い影響を与えて変わっていくんですね。
人を傷つけるのも人。
人を癒すのは人。
人を勇気づけるのも人。
映画「最強のふたり」の感想、まとめ
映画「最強のふたり」の感想、まとめです!
この映画を観たら、間違いなくあなたはドリスとフィリップという最強のふたりを大好きになります!!
フランス史上歴代3位のこの映画は伊達じゃないです!
本来は真逆のような二人が織りなす人間愛の壮大な物語、あなたにとって素晴らしい時間になることをお約束します♩
おしまい!